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地球を離れた2年間

地球を離れた2年間 地球を離れた2年間

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発行年月 1999年6月刊行
価格 定価 本体 1,900+税
判型 四六判
装丁 上製
ページ数 222ページ
ISBN 978-4-87290-053-8
目次

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世界で一番永く宇宙に滞在した男の独白
まえがき―日本の読者のために

第1章 宇宙が語りかけるもの
・宇宙への旅立ち/無重力世界への突入/経済的カオス時代の宇宙飛行/きらめく星たち囲まれて/宇宙ステーションの窓から見えるもの/地上400キロメートルの双眼鏡/肉眼で土星の衛星が見える!/ガイアの自然劇場/水の惑星・地球の反射光/“銀色の雲”は災害の前兆/地上に燃える火を眺めて/ともに軌道上に暮らすものたち/宇宙ステーションに降りかかる隕石/光の魔術“レンズ効果”
INTERMISSION Ⅰ 宇宙ステーション・ミールの奇跡

第2章 人類が火星に旅立つ日
・火星に生命体はいるのか?/探査のための残された課題/火星への長く遠い道のり/長期宇宙旅行で何が問題になるのか?/宇宙飛行士の運動のメニュー/火星の上に無事に“立つ”ために/宇宙飛行士の生活のリズム/長期ミッションの心理的環境/火星探査クルーの条件とは何か?
INTERMISSION Ⅱ 知られざるソ連・ロシアの宇宙医学

第3章 宇宙で生きるために―環境・生命維持と身体機能
・宇宙ステーションの衛生環境対策/宇宙にもあるゴミと環境問題/空気と水は生命維持の大切な条件/電気がない! 命にかかわる停電事故/あまりに恐ろしい宇宙の放射線/宇宙ステーションを襲う微生物の恐怖/宇宙ステーションの医療体制と心理サポート/ミールではどんなテーマ研究をしたのか/無重力空間での身体機能の変化について/ペンギン・スーツで身体機能の低下を防ぐ

第4章 宇宙で人はいかに生活するか?
・無重力は“空を飛ぶ夢のなか”/宇宙空間で感じる体の律動/重力のない生活は大騒ぎ/宇宙ステーションの優雅なディナー/宇宙に暮らすための問題点/宇宙飛行士を襲う“有毒ガス”/宇宙のトイレはどうなっているのか?/宇宙飛行士と禁煙/宇宙ではなぜタバコをほしがらないのか?/“飛ぶ犬”がタバコを吸う/地球への帰還は悪しき習慣への帰還?

第5章 679日の宇宙滞在へわたしを駆り立てたもの
・空へ憧れた少年時代/宇宙医療の道をめざして/選抜試験の仲間たち/宇宙飛行士に求められる資質/ぺ隈レストロイカの憂鬱/前人未到の宇宙生活志願/選抜審査委員会の第1候補指名/難航する“計画”/夢に終わったロ・米共同実験/長期滞在ミッションを取り巻く環境/燃え上がる「10月クーデター」の炎/るーざー河畔の最後の休暇/消えたバックアップ要員/宇宙飛行士に求められる精神的強靭さ/家族とともに新年を迎える/いざ、バイコヌール打ち上げ基地へ

訳者あとがき
監修者あとがき

著者紹介

ワレリー・V ポリャコフ(われりー・V ぽりゃこふ)

1942年、旧ソ連(現ロシア)トゥーラ市生まれ。モスクワ第1医科大学卒業。
旧ソ連時代からの医学研究員宇宙飛行士。1988年8月29日より1989年4月27日までの241日間と1994年1月8日より1995年3月22日までの438日間の長期宇宙滞在をおこない、「ギネスブック」438日連続、および679日間の世界最長宇宙飛行記録依保持者。レーニン勲章、ソ連邦英雄、ロシア英雄、その他多くの称号を持つ。
宇宙飛行士国際アカデミー会員やロシア保健省医学評価委員会副議長など多くの役職も勤め、有人火星飛行に向けた世界経堂宇宙開発計画の中心リーダー。日本の宇宙開発事業団の中立評価委員も勤める。
家族は夫人と長女(既婚、医師、34歳)および男女2人の孫がいる。
宇宙以外の趣味は日曜大工や庭いじり、スポーツはテニス、マウンテン、スキー、スピード・スケートを好む

鈴木 徹(すずき とおる)