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特別支援教育が専門の学校心理士が保護者のお悩みをスッキリ解消 特別支援が必要な子どもの「就労」「進学」「進路」相談室

電子版あり
特別支援教育が専門の学校心理士が保護者のお悩みをスッキリ解消 特別支援が必要な子どもの「就労」「進学」「進路」相談室 特別支援教育が専門の学校心理士が保護者のお悩みをスッキリ解消 特別支援が必要な子どもの「就労」「進学」「進路」相談室
発行年月 2023年2月刊行
価格 定価 1,650円(税込)
判型 四六判
装丁 並製
ページ数 240ページ
ISBN 978-4-86621-445-0
オンライン書店で購入

※電子書店はKindleでご購入いただけます。

内容紹介

2月9日発売

特別支援教育の現場で活躍する著者が
ネット掲示板などでは得られない最前線の情報と
豊富な経験をフルに活用して
保護者の相談に全力でお答えします!

特別支援教育の専門家として、毎年全国で100回超の講演を行ない、
個別に依頼される教育相談ものべ1万件以上という著者が、
寄せられた相談の中から、重要度が高く早めの対策が必要な項目を精選。
特別支援が必要な子どもを持つ保護者にとって、
本当に知りたい情報をわかりやすく明快に解説します。

Q就労移行支援事業って何ですか? 
Q障害者手帳がないと特別支援学校に入学できないのですか? 
Q特別支援学校高等部を卒業しても「高卒ではない」と聞きました。本当ですか? 
Q「知的支援学級」と「自閉・情緒支援学級」の違いを知りたい
Q知能検査は必要ですか? どんな種類がありますか? 
Q療育を行なう場合、どんな視点で施設を選ぶとよいですか? 
Q「厳しくすること」と「見逃してよいこと」の違いが知りたい
など全80項目! 

目次

はじめに

序章
「活動あって学びなし」の療育では意味がない
遺伝より環境が重要
実際の支援の手厚さ(質)が重要
療育を開始するなら早期から

第1章 特別支援の現状
Q1 特別支援が必要な子どもたちは増えているのですか?
Q2 なぜ増えているのですか?
Q3 子どもの障害を親が認めようとしないケースが多いのは本当ですか?
Q4 悩んでいるのは、私だけでしょうか?
Q5 どんなところに相談に行くとよいのですか?
Q6 ニーズがあるのになぜ特別支援学校は増えないのですか?
Q7 特別支援学級が最近増えたと思うのですが
Q8 通級指導教室って何ですか?
Q9 どうして先生が毎年のように替わってしまうのですか?
Q10 特別支援に理解のある先生が少ないように思います
Q11 特別支援が専門の先生とはどんな先生ですか?
Q12 地域によって特別支援教育の内容が異なるのはなぜですか?

第2章 就労について
Q13 なぜ学校はもっと就労先を探してくれないのですか?
Q14 授産所って何ですか?
Q15 B型作業所って何ですか?
Q16 A型作業所って何ですか?
Q17 一般就労って何ですか?
Q18 特例子会社って何ですか?
Q19 就労移行支援事業って何ですか?
Q20 就労定着支援事業って何ですか?
Q21 生活介護って何ですか?

第3章 進学について
Q22 小学校入学前、どのように進学先が決まるのですか?
Q23 どうして特別支援学校に希望しても入れないのですか?
Q24 通級による指導教室に入れません。どうすればよいですか?
Q25 一度、特別支援学校に入ると通常の学校に変わることは難しいのですか?
Q26 障害者手帳がないと特別支援学校に入学できないのですか?
Q27 高校に進学するためには、内申点(通知表の1~5)が必要ですか?
Q28 不登校や特別支援学級の生徒が進学できる特別な高校って何ですか?
Q29 中学卒業後の進路に「専修学校」を勧められましたが、どんな学校ですか?
Q30 特別支援学校高等部を卒業しても「高卒ではない」と聞きました。本当ですか?
Q31 受験のある「高等特別支援学校」は、特別支援学校高等部と何が違うのですか?

第4章 進路について
Q32 いつから進路について考える必要がありますか?
Q33 進路は親が決めてよいのですか?
Q34 特別支援学校ではなく通常の学校に通わせたい
Q35 特別支援学級から通常学級に変わるのは、いつの時期がよいですか?
Q36 の特別支援学級への転籍を勧められています。どう対処するとよいですか?
Q37 特別支援学級から通常の学級に変わらせてあげたいのですが?
Q38 通常の学校に通っているが、特別支援学校への転校を勧められています
Q39 通常の高校から通信制サポート高校などに編入できるのですか?
Q40 「知的支援学級」と「自閉・情緒支援学級」の違いを知りたい
Q41 「通級」と「交流」では何が違うのですか?

第5章 どんな力が必要になるのか
Q42 そもそも家庭や学校以外の場所で療育をする必要があるのですか?
Q43 子どもが将来、自立して生きていくためには何が必要ですか?
Q44 知能検査は必要ですか? どんな種類がありますか?
Q45 知能検査は毎年受けることが必要ですか?
Q46 IQ(知能指数)より大切な力があると思うのですが
Q47 知能指数はもう伸びないと言われましたが、あきらめたくありません
Q48 就労するためにはどんな力が必要ですか?
Q49 特別支援学校や知的に遅れのある子にとって、どこまで勉強することが大切ですか?
Q50 「運動療育」や「音楽療育」はやるべきですか? 重要ですか?
Q51 学校の学習についていけない。すべての学習内容が必要なのですか?

第6章 どのように身につけさせるのか
Q52 中学年になって親の言うことを聞きません。どうすればよいですか?
Q53 学級担任に理解がない場合は、どうするとよいですか?
Q54 学校の管理職と話をしてもうまくいかない場合は、どうすればよいですか?
Q55 保育園までは「加配」がつきました。小中学校でもつけてほしい。
Q56 学習支援をする場合、家庭教師と塾とどちらがよいですか?
Q57 応用行動分析って何ですか?
Q58 SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)って何ですか?
Q59 SGE(構成的グループ・エンカウンター)って何ですか?
Q60 知能指数を伸ばす具体的な方法を教えてください。

第7章 良い療育とはどういうものか
Q61 どんな病院を受診すればよいのですか?
Q62 療育って必要なのですか? 園や学校だけではダメですか?
Q63 「放課後等デイサービス」って何ですか?
Q64 「児童発達支援」って何ですか?
Q65 療育を行なう場合、どんな視点で施設を選ぶとよいですか?
Q66 祖父母が子どもの凸凹を認めないので療育に通えません
Q67 心理師(士)とかかわると何がよいのですか?
Q68 言語聴覚士(ST)とかかわると何がよいのですか?
Q69 作業療法士(OT)とかかわると何がよいのですか?
Q70 理学療法士(PT)とかかわると何がよいのですか?

第8章 子どもの様々な問題に対する手立て
Q71 「厳しくすること」と「見逃してよいこと」の違いが知りたい
Q72 「絶対にやらせること」と「無理させないこと」の違いが知りたい
Q73 ゲームの時間を守ることができない子への対応は?
Q74 気持ちの切り替えが苦手で、時間を守れない子への対応は?
Q75 片付けが苦手な子への対応は?
Q76 同級生の仲間とうまくかかわることができない子への対応は?
Q77 宿題をやりきることができません。担任にどう話せばよいですか?
Q78 教室を飛び出したり、友だちを叩いたりします。どうしたらよいですか?
Q79 夏休みのお勧めの工作や取り組みを教えてほしい
Q80 学習支援(長文理解)の方法が知りたい

終章
「学校」「家庭」「医療」「福祉」が一体となることの重要性

〈付録〉第55回「NHK障害福祉賞」優秀賞作品
・「一ねんせいはたいへんです」山田永菜
・「私だから出来る事 私しか伝えられない事 妹と私の共存四年目」山田結心

おわりに

著者紹介

山内 康彦(やまうち やすひこ)

学校心理士SV(スーパーバイザー)。
1968年岐阜県生まれ。中部学院大学非常勤講師、(株)グロー・トラス取締役、元日本教育保健学会理事。岐阜大学教育学部卒業。岐阜大学大学院教育学研究科修了。専門は特別支援と保健体育。
岐阜県の教員として20年勤務した後、教育委員会で教育課長補佐となり、就学指導委員会や放課後子ども教室等を担当。その後、学校心理士とガイダンスカウンセラーの資格を取得。
現在は、一般社団法人障がい児成長支援協会の代表理事を務めながら、学会発表や全国での公演活動を積極的に行なっている。
著書に『「特別支援教育」って何?』『特別支援が必要な子どもの進路の話』『特別支援が必要な子どもの「就労」「進学」「進路」相談室』がある。