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家を借りたくなったら

電子版あり
家を借りたくなったら 家を借りたくなったら
発行年月 2008年2月刊行
価格 定価 1,540円(税込)
判型 四六判
装丁 並製
ページ数 230ページ
ISBN 978-4-87290-338-6
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※電子書店はKindleでご購入いただけます。

内容紹介

売上良好「家を買いたくなったら」の著者が、「借りる時にはどうしたらいいの?」の声にお応えして、前著『ずっと「引っ越したい」あなたへ』を全面的に改訂しました。買う人も借りる人もこれで安心です!

目次

はじめに ___

 

第1章 「部屋探し」を始める前に

理想の部屋が見つかる時代に

・完全な借り手市場の到来

・部屋探しの基本は、多少の時間と少しの努力 __

・不動産はむずかしくない __

・データが証明する「物件あまり時代」 __

・巨大大家さん「リート」(不動産投資信託)がもたらす賃貸革命 __

・賃貸派でもいいじゃないか! __

 

相場観を身につける

・インターネットで下準備 __

・情報は集めることに意味がある! __

・良い部屋を見つけられる人、見つけられない人 __

 

第2章 不動産屋さんを訪ねてみよう

不動産屋さんの見分け方

・複数の不動産屋さんとおつきあいする

・良い不動産屋さん、悪い不動産屋さん

・不動産屋さんを見かけで判断してはいけない

・広域タイプの不動産業者におけるメリット・デメリット

・お宝物件に出会いやすい「地元密着タイプ」の不動産屋さん

・地元密着タイプは千差万別です!?

 

良い部屋を紹介されるお客になる!

・ケース別・不動産屋さんとのかけひきのしかた

 ■1「実は、他にも希望者がいるんですよね」と言われたら

 ■2「この部屋、おすすめですよ」と言われたら

 ■3「引っ越しはいつまでに?」と入居希望日を聞かれたら

 ■4「どこに行っても同じだよ」と引きとめられたら

・不動産屋さんを訪ねるときのテクニック

・不動産屋さんに気に入られるコツ_

・不動産屋さんに嫌われるのはどんな人?

・不動産屋さんとのおつきあいの5カ条

 

知っておきたい豆知識

・「元付け」「客付け」のしくみを知っておく

・店頭にある貼り出し情報のかしこい見方

・部屋探しに最適のシーズンは?

・不動産屋さんを訪ねる時間帯は? 

・不動産屋さんに行きはじめるタイミングは? 

・アパートとマンション、どうちがう? _

・その物件は本当にマンションか? __

 

column 1 家を出ることのすすめ

 

第3章 内見・下見のチェックポイント

内見前の下準備

・まずは地図で周辺環境を調べる

・交通手段や公共施設を確認する

・地図やコンパスを持っていく

・まずはひとりで物件を見にいく

・周辺環境をチェックする

 

いざ内見!

・内見は、とにかく数をこなすこと

・内見時に注意したいこと

・目からウロコの内見チェックポイント

・「格安物件」にありがちな落とし穴

 

見落し注意のチェックポイント

・生活の快適さは建物の設備・構造で決まる

・建物の住人に聞き込み調査!

・昼と夜、平日と休日でガラリと変わる周辺環境

 

あなたの「良い部屋」エリア

・自由が丘や代官山で、安く住むためには

・「お宝エリア」はどこにある?

 

column 2 豪邸に住む人に幸せな人はいない?

 

第4章 こだわり派の賃貸物件

ワガママで探すと実はお得!?

・分譲タイプはあらゆる面で優れもの

・短期で勝負のリロケーション物件

・格安の都民住宅、公団住宅、特優賃

 

誰かと暮らすという発想

・ルームシェア(ハウスシェア)のすすめ

・「コレクティブハウジング」という新しい暮らし方

 

それでもダメなら自分でつくる

・部屋を「改造」できるのか!?

・壁紙やトイレの改造は意外にかんたん

 

リフォーム可には可能性あり!?

・築年数の古いものをリフォーム

・リフォーム相談可物件の見分け方

 

column 3 あなたの夢に近づいて引っ越してみよう

 

第5章 契約を交わす

めんどうだけど大切なこと

・あなたにとって不利な契約内容は無効になる

・あなたには「住む権利」が保証されている

・大家さんには借家人を選ぶ権利がある

・契約時に必要な書類

・火災保険ではどこまでカバーしてくれる?

 

契約前に知っておくこと

・ポイントは、賃料と支払い日、禁止事項

・契約がすんだら引き返せない

・「手付金」と「申込金」のちがい

 

裏ワザで交渉してみる!?

・ダメもとで礼金ゼロを交渉

・敷金は預けた分だけリスクにさらすことになる

・仲介手数料の割引につられない

 

column 4 失敗したときはどうすれば良い?

 

第6章 住みはじめてからの注意点

つねに相場を意識せよ

・なぜそこに住み続けるのか

・家賃は「上がる」のではなく「下がる」時代

・更新のチャンスをいかして値下げ交渉をする

 

あらためて更新について

・「更新料」は絶対に払わなければならないのか

・「法定更新」という選択

 

いつかくる「退室日」のために

・入室時に念入りにチェックし、写真を撮っておく

・備品などをこわせば弁償する

 

column 5 最も貴重な資産

 

第7章 退室にまつわる法律知識

退室時に大切なこと

・退室の申し出は30日前までにすませる

・誤解されがちな「原状回復義務」の意味

 

敷金トラブルを回避しよう

・「敷金」の正しい意味を知る

・敷金が戻ってこない2つの理由

・敷金トラブルは、納得するまであきらめない

・退室時の立ち合いは必須

・立ち合いがない場合は写真を撮って自分でチェック

 

それでもダメならのアドバイス

・まずは内容証明郵便を打ってみる

・要点をまとめ簡潔に書く

・内容証明がダメなら、少額訴訟制度へ

 

泣き寝入りしない方法

・「少額訴訟制度」を利用する

・少額訴訟のケーススタディ

・少額訴訟の基本原則

 

column 6 人生はサイクルを描く

 

 

おもな賃貸物件情報サイト

 

お部屋探し便利帳

 賃貸用語集

 引っ越し時のチェック項目

 

おわりに

著者紹介

長谷川 高(はせがわ たかし)

株式会社長谷川不動産経済社代表。東京都生まれ。立教大学経済学部卒業。大手デベロッパーにてビル・マンション企画開発事業、都市開発事業に携わったのち、1996年に独立。以来一貫して個人・法人の不動産と投資、賃貸経営に関するコンサルティング・顧問業務を行う。自身も現役の不動産プレイヤーかつ投資家として、評論家ではなく常に現場と実践にこだわり続ける一方で、メディアへの出演や講演活動を通じて、不動産全般について一般の方々にわかりやすく解説することに尽力している。著書に『家を借りたくなったら』『はじめての不動産投資』(共にWAVE出版)、『厳しい時代を生き抜くための逆張り的投資術』(廣済堂出版)などがある。