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科学的に正しいホメ方 ポジティブ・フィードバックの技術

電子版あり
科学的に正しいホメ方 ポジティブ・フィードバックの技術 科学的に正しいホメ方 ポジティブ・フィードバックの技術
発行年月 2025年9月刊行
価格 定価 1,980円(税込)
判型 四六判
装丁 並製
ページ数 284ページ
ISBN 978-4-86621-535-8
オンライン書店で購入

※電子書店はKindleでご購入いただけます。

内容紹介

人が成長し、組織が活性化する「科学的なホメ方」を身につける!

 

「部下の成長が頭打ちになっている」
「チームに一体感がなく、どこかギスギスしている」
「上司や同僚とうまく信頼関係を築きたい」

 

職場でこうした悩みを抱えている人は、決して少なくないでしょう。どれも一筋縄ではいかない
難問ですが、もし、その手詰まり感を打ち破る突破口があるとしたらどうでしょうか。

 

その突破口を開く鍵の1つが、相手を「ホメる」という、シンプルでありながら奥深い行為です。

 

ホメられた本人は自信を取り戻し、仕事への意欲を高めます。
ホメてくれたあなたへの信頼が深まるのはもちろん、そのポジティブなやりとりは周囲にも伝わり、チーム全体に協力と安心の空気を生み出します。

 

本書は、そんな「ホメる」ことの科学に裏づけられたパワーと、それを職場で最大限に引き出すための実践知を凝縮した1冊です。

 

本書では、組織学、心理学、教育学における最新の研究成果を紹介しつつ、同時に現場で活かすための方法を提案します。

 

たとえば、
「どのようなタイミングでホメれば相手の意欲を最大化できるのか?」
「どんな言葉を選べば相手が『形だけホメられている』と感じずに済むのか?」
「簡単な作業でも価値ある努力を見出すにはどうすればいいのか?」
といった観点から、実践的なヒントを多数提示します。

 

皆さんがもし、
「ホメようとしているのに、どうもうまく伝わらない」
「ホメられても、逆にしんどいと感じる同僚や部下がいて困る」
といった悩みを抱えているなら、本書の内容は助けになるでしょう。

(本書「はじめに」より)

目次

第1章 心を動かすホメ方の科学
第2章 「何」のためにホメるのか?
    ―― ポジティブ・フィードバックで得られる効果
第3章 正しいホメ方① ホメることには工夫が不可欠
第4章 正しいホメ方② 内容を具体化する
第5章 正しいホメ方③ 感謝として伝える
第6章 正しいホメ方④ 「割合」に注意する
第7章 相手と状況で変わるホメ方の方程式

著者紹介

伊達 洋駆(だて ようく)

株式会社ビジネスリサーチラボ 代表取締役

神戸大学大学院経営学研究科 博士前期課程修了。修士(経営学)。
2009 年にLLPビジネスリサーチラボ、2011年に株式会社ビジネスリサーチラボを創業。以降、組織・人事領域を中心に、民間企業を対象にした調査・コンサルティング事業を展開。研究知と実践知の両方を活用した「アカデミックリサーチ」をコンセプトに、組織サーベイや人事データ分析のサービスを提供している。東京大学大学院情報学環 特任研究員を兼務。著書に『イノベーションを生み出すチームの作り方 成功するリーダーが「コンパッション」を取り入れる理由』『現場でよくある課題への処方箋 人と組織の行動科学』(ともにすばる舎)、『越境学習入門 組織を強くする「冒険人材」の育て方』(共著:日本能率協会マネジメントセンター)などがある。

黒住 嶺(くろずみ りょう)

株式会社ビジネスリサーチラボ フェロー

学習院大学人文科学研究科修士課程修了、筑波大学人間総合科学研究科心理学専攻博士後期課程満期退学。修士(心理学)。
日常生活の素朴な疑問や誰しも経験しうる悩みを、学術的なアプローチで検証・解決することに関心があり、自身も幼少期から苦悩してきた先延ばしに関する研究を実施。教育機関やセミナーでの講師、ベンチャー企業でのインターンなどを通し、学術的な視点と現場や当事者の視点の行き来を志向・実践。その経験を活かし、多くの当事者との接点となりうる組織・人事の課題への実効的なアプローチを探求している。
共著書に『なぜあなたの組織では仕事が遅れてしまうのか? 職場で起こる「 先延ばし」を科学する』(日本能率協会マネジメントセンター)がある。