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太宰治の絶望語録

太宰治の絶望語録 太宰治の絶望語録
発行年月 2018年11月刊行
価格 定価 本体 1,500+税
判型 四六判
装丁 並製
ページ数 272ページ
ISBN 978-4-86621-179-4
内容紹介

絶望の下には、何もない。
本を読まないということは、そのひとが孤独ではないという証拠である。

「がんばれ」という言葉は、
もう十分がんばっている人にとって、
どう刺さるだろうか――。

不遇の人は、下手に励まされるよりも、
絶望から生まれた言葉に向き合うことで、
自らの救いを見出すことができるのではないだろうか。

絶望名言の旗手・太宰治は、真実の裏側にまで光を当て、
その研ぎ澄まされた感性でいくつもの名言をつづってきた。

「生きていたい人だけが生きればいい」
「うまれてすみません」
「水は器にしたがうものだ」
「私は今宵、殺される。殺されるために走るのだ」
「笑われて、笑われて、つよくなる」
「人間は素朴に生きるより、他に生き方がないものだ」
「弱虫は、幸福をさえ恐れるものです」
「人間は、しばしば希望にあざむかれるが、しかし、
絶望という概念にも同様にあざむかれる」
「昨年は、何も無かった。
一昨年は、何も無かった。
その前の年も、何も無かった」

太宰が生んだ130の「絶望名言」に思い切り浸ることで、
他人とは違う、自分だけの希望が見えてくる。

望みがあるからこそ、絶望が生まれる。
絶望の中から這い上がってきた人こそ、
希望への道がひらけてくるのだ!

目次

第1章 作家と仕事―現実と理想
第2章 生と死―人生と自殺
第3章 人間と生活―自己と生き方
第4章 幸福と苦悩―恐怖と罪
第5章 女と男―愛と嫉妬

著者紹介

豊岡 昭彦(とよおか あきひこ)

1960年、山形県生まれ。日本文学研究家、大和心研究会主宰。
大学卒業後、大手メーカーでの商品開発やマーケティングを経て、1990年代からはIT系出版社に勤務。Macintoshの専門誌の編集をおこなう。インターネットやDTPなどの特集を担当。1998年からは編集長。2001年、日本政府主管の「インターネット博覧会」のNewsサイトを担当する。2002年からフリーランスとして歴史・文学関連書籍、情報誌、女性誌などを中心に執筆、編集をおこなっている。
主な著書に『文房具の解剖図鑑』(エクスナレッジ刊)、『大和言葉辞典』(大和書房刊)。編集者として『マッサン語録』『広岡浅子語録』『文豪たちのラブレター』『この時代小説がすごい!』(宝島社刊)、『明治クロニクル』(世界文化社刊)などを手がける。