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今夜世界が終わったとしても、ここにはお知らせが来そうにない。

電子版あり
発行年月 2023年1月刊行
価格 定価 1,980円(税込)
判型 四六判
装丁 並製
ページ数 432ページ
ISBN 978-4-86621-444-3
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※電子書店はKindleでご購入いただけます。

内容紹介

第9回「斎藤茂太賞」最終候補作
第6回「旅の良書」選出作(日本旅行作家協会)

 

・東洋経済オンラインで紹介!(2024/7/5、7/8、7/11)
・Mobility Storyで著者連載!
・北海道新聞「読書ナビ」書評掲載!(2023/5/7)
・SODANEで紹介記事掲載!(2023/4/20)
・FM COCOLO「CIAO 765」カドイシさんのオススメ本で紹介!(2023/4/13)
・ダ・ヴィンチWebでレビュー掲載!(2023/1/31)

 

旅メディアで大反響! スリルもユーモアもフ○もはみ出す、ちょっと異色な旅エッセイ。

恐ろしすぎる公衆便所、
地雷地帯を走り抜ける、
世界一美しい連れション、
地球が滅亡したかのような誰もいない車中泊、
キリンとカバが来る家、
お金を消す両替屋――

リモートワークをしながら世界中を旅する夫婦が、
楽園(移住先)を探すため、
軽自動車とともに南アフリカを目指す旅の記録。
足かけ7年、
コロナ禍や紛争に見舞われていまだ日本に帰れないまま、
これからも旅は続く――。

軽自動車〈Chin号〉の存在が、
この旅をよりエキサイティングでユーモラスなものにしている。
「車中泊」だからこその野生動物との奇跡的な邂逅や、
外国のとんでもないトイレ事情、
各国の国境職員や交通を取り締まる警察官との飽くなき闘い、
車の残骸が転がる地雷地帯通過などなど、
軽自動車だからこそといえる悲喜劇の連続で、
先が気になるエピソードが満載!

本文中のQRコードを読み込むと、
「道なき道」「断崖絶壁」「サファリ」などを行く〈Chin号〉目線のショート動画が視聴でき、
リアルな臨場感も味わえます!

「独裁国家、未承認国、悪の枢軸国、旧ソ連、誰も知らないような小さな国々へ」
ロシア→モンゴル→カザフスタン→キルギス→ウズベキスタン→トルクメニスタン→イラン
→アルメニア→ナゴルノカラバフ→ジョージア→アゼルバイジャン→トルコ→ヨーロッパ→
アイスランド→アンゴラ→モロッコ→西サハラ→モーリタニア→セネガル→マリ→コートジボワール
→ブルキナファソ→ガーナ→トーゴ→ベナン→ナイジェリア→カメルーン→ナミビア
→ボツワナ→ジンバブエ→ザンビア→南アフリカ→レソト→旧スワジランド→モザンビーク
→マラウイ→タンザニア→ルワンダ→ウガンダ→ケニア→スロベニア、等々

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◆紹介動画◆
『軽自動車で、北海道から南アフリカまで走りました。』

 

目次

はじめに 軽自動車で南アフリカへ行こう!

マイ秘境・ロシア「謎なき謎をたずねて二〇〇〇キロ」
車中泊・ロシア「つるっとしてハッとする闇便」
冬将軍・モンゴル「嵐の大草原とよく冷える相棒」
冬タイヤ・モンゴル/ロシア「それは無理、絶対に無理」
ビザ・カザフスタン/キルギス「船着場でパンツを脱ごう!」
闇両替え・ウズベキスタン「消えたYukoが巨乳になった」
ATMと米ドル・ウズベキスタン/トルクメニスタン/イラン「知らないと損をする、使えない国と使わない国」
地獄の門・トルクメニスタン「すみません、 独裁国の地獄はどこですか?」
金融犯罪・イラン「ビックリ価格でトルコ石を買う方法」
和洋折衷トイレ・イラン「これは大発明、糞闘中でも交代できる」
洞窟の家・イラン/アルメニア「美人の園で穴を掘ろう!」
廃墟の家・ジョージア「う○こさえ気にしなければ、楽園(前編)」
廃墟の家・ジョージア「う○こさえ気にしなければ、楽園(後編)」
秘湯・アゼルバイジャン「正宗、考えたら負けだ!」
クーデター・トルコ「バンバンバンと銃声を聴きながら」
シェンゲン協定・ヨーロッパ「アフリカ上陸日が決まってしまった」
オーロラ・アイスランド「キャンピングカーの最北端」
故障・ヨーロッパ「みんな、逝かないで!」
遭難・モロッコ「地獄に仏は、右手を出す(前編)」
遭難・モロッコ「地獄に仏は、右手を出す(後編)」
地雷地帯・西サハラ/モーリタニア「世界一危険な デリケート・ゾーンを走れ」
最悪の国境・モーリタニア/セネガル「凶悪犯は巨大な怪魚を握る」
オーバーランダー・西アフリカ「へそから胃液がダダ漏れする日々」
野宿・モーリタニア「ラクダの乳で踊れますか?」
人質救出・セネガル「白バイを尾行して、撒かれた。」
開拓移住・マリ「ジャングルで酋長になる方法」
宗教戦争・マリ/コートジボワール/ブルキナファソ「おっぱいとビールと立ち小便」
コラム・ペルー/ベトナム/メキシコ「風変わりな立ち小便」
魔法の言葉・ガーナ「右ハンドルは罰金、と言われましても」
コラム・ペルー/ガーナ/カナダ「ネズミの脳天かち割り姿揚げと 本当に怖い公衆便所」
洪水・ナイジェリア「金ならいくらでも払う、バナナもあるぞ!」
サファリ・ナミビア「軽自動車で、 ライオンとキリンに会おう」
お試し移住・ボツワナ「美味しいのはキリンの首」
仮ゴール・南アフリカ「稚内から二年と四か月も走ると、地球二回転」
貧民街・南アフリカ「道が狭くなったら、逃げられない」
コラム・キルギス/カザフスタン/南アフリカ「賄賂の上手な断り方」
密入国・レソト「天空の車中泊と野ざらしの夜」
危険なキャンプ場・エスワティニ「カバさんワニさん、頻尿が通ります」
消えるお金・インドネシア/モザンビーク「両替屋の閉店セールに気をつけて!」
完全犯罪・マラウイ「猛獣に食われるか、強盗に埋められるか」
無罪放免・タンザニア「動かぬ証拠を作ってませんか?」
金貸し・ルワンダ「頼まれてないのに、六〇万円も貸した」
交通事故・ウガンダ「顔面血だらけのYuko壊れる」
慰謝料・ウガンダ「交通事故はビジネスチャンス」
後遺症・一時帰国「またしてもタクシーがやらかした」
野生動物・ケニア「手を伸ばせば、カバの鼻の穴」
パラサイト移住・ケニア「マサイ族に牛糞ハウスを学ぼう!」
税関の罠・ケニア「書類が足りないと言われましても」
アフリカ脱出・ケニア「港に車をほっぽって、逃げた」
楽園ランキング・アイルランド/ポルトガル「一度くらい海外暮らしをしたくて、 世界一周一五年」

おわりに 旅を終わらせる旅が、終わらない

著者紹介

石澤 義裕(いしざわ よしひろ)

札幌市出身。2005年より、妻Yukoと移住先を探して世界一周中。
スクーターや車で旅をするオーバーランダー。海外放浪リモートワーカー歴18年のデザイナー。2015年より、軽自動車で地球横断中。
訪問した地域は120数カ国。海外キャンピング・車中泊は、50カ国以上。海外でのスクーター、車の走行距離20万キロ以上。
NHK「地球ラジオ」をはじめ、『BE-PAL. NET』(小学館)、『地球の歩き方web』、『The21オンライン』(PHP研究所)、日刊電気通信社『アントろピテクスエレクトロ人』など多くのメディアで旅の様子を発信。
海外に古い家を買って、リノベしながら住みたい。