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不倫の恋の品格

不倫の恋の品格 不倫の恋の品格

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発行年月 2008年2月刊行
価格 定価 1,540円(税込)
判型 四六判
装丁 並製
ページ数 218ページ
ISBN 978-4-87290-337-9
内容紹介

不倫の恋も恋愛の形のひとつ。既婚者と恋に落ちるのも、罪悪ではないという考えも浸透する・・・。だからこそ問われる不倫の恋の品格とは?様々な事例をまじえたルポルタージュ。亀山早苗最新作!

目次

はじめに

第1章 恋をオープンにしたがる男女

 

そもそも品格とは何か

不倫の恋でもオープンな関係?

飲み会にふたりで現れるのはなぜ?

のぼせあがっている男の心理

社内不倫を同僚に話してしまう女性

女性は同性の味方たり得るか?

男が友人に話すとき

遠距離不倫の現状

男に課せられる不倫のルール

どこに人の目があるかわからない

彼が単身赴任で

至るところに不倫の証拠は残される

自分の存在を誇示したい女性の心理

 

 

第2章 品格のバロメーター  

 

マリッジ・リング

結婚指輪は「束縛」の象徴?

経済的な問題

領収書は女の気持ちをダウンさせる

プレゼントできない寂しさ

大事なのは物ではなく、心

携帯電話

どこまで危機管理ができるか

 

 

第3章 品格を問われるとき  

 

プラトニックな関係のほうが上品か

自分の心に忠実に

セックスは確固たる絆になりうるか

肉体関係ができたときの葛藤

不倫の恋には精神力が必要

恋した結果、傷を引きずることも

妻の不倫を知ったとき

夫の逆鱗に触れて

離婚を踏みとどまった夫

夫の不倫を知ったとき

相手の女性の会社に乗り込んだ妻

妻の一言が恋愛を冷ました

妻と恋人の壮絶バトル

夫婦で「恋人」を責めるとき

それでもよりが戻って……

夫がダブル不倫に走って

反省しても、別れないふたり

多重不倫をする人たち

 

 

第4章 「秘めごと」だから長続きする?

彼が妻と離婚しないまま、同居五年

出会えたことが幸せ

互いに家庭がありながら七年愛

何度か妻に疑われて

既婚男性との二十年恋愛

気持ちの変化に戸惑って

夫の死後、彼とつきあい始めて

 

 

第5章 恋の終焉における品格

 

未練が憎悪に変わるとき

彼女の態度が急変

生きる希望を失って

彼の“裏切り”

恋愛は幻想と錯覚なのか

静かに恋を終わらせるのはむずかしい

不倫の恋の品格とは何か

おわりに

著者紹介

亀山 早苗(かめやま さなえ)

1960年東京生まれ。
明治大学文学部卒。フリーライター。
女性誌等で活躍中。女性の生き方を中心に、恋愛、結婚、性の問題に取り組み、かつ社会状況を的確に分析する筆力に定評がある。
著書に『オンナを降りない女たちオトコを降りる男たち』(新潮社刊)『ドラマノベライズ幸せの時間〈上下〉』(双葉社)