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● 発行年月 | 1998年3月刊行 |
● 価格 | 定価 1,650円(税込) |
● 判型 | 四六判 |
● 装丁 | 上製 |
● ページ数 | 175ページ |
● ISBN | 978-4-87290-021-7 |
目次
はじめに
プロローグ 本書が警告する9つの誤謬と問題点
(1)ビッグバンの誤謬
(2)改正外為法が真にもたらすもの
1 わが国の為替手数料は割高?
(1)米国との単純比較は無理がある
(2)対顧客為替相場の体系
2 外為法改正後は銀行を通さないで外国へ送金することができる?
(1)確立された国際商慣行に基づく外国為替取引
(2)「為替」とは
(3)外国為替公認銀行制度
(4)外国為替業務とは
(5)外国為替業務の新たな担い手
3 交互計算は東京為替市場の活性化につながる?
(1)特殊決済方法
(2)交互計算が含む問題点
(3)外貨払の外貨資金の調達はどうするのか
(4)交互計算では円安メリット、円高メリットは出てこない
(5)法的有効性の確保
4 日本国内でドルが流通する?
5 ドルショップの出現で日常生活は便利になる?
(1)円貨建取引と外貨建取引
(2)モノの値段の表示方法
6 外為法改正の目玉はコンビニで両替ができること?
(1)日常生活にプラスはあるか
(2)採算はまずとれない
(3)偽造紙幣で大損害を被る恐れがある
7 送金手数料と外貨預金取扱手数料とを丼勘定で引下げ?
8 海外外貨建よ金解禁で金融資産1200兆円海外流出?
(1)資産流出は大きなものにならない
(2)為替リスク回避策とってない外貨建預金は投機になる
(3)裁定取引とは
(4)為替相場と外貨預金
(5)外貨預金は外貨というモノの運用である
(6)外貨預金の機能
(7)海外への外貨建預金は現在でも2億円相当額までは許可不要あり、支払も自由にできる
9 外為法は規制だらけだった?
おわりに