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社長は少し、バカがいい。

社長は少し、バカがいい。 社長は少し、バカがいい。
発行年月 2016年12月刊行
価格 定価 935円(税込)
判型 新書判
装丁 並製
ページ数 192ページ
ISBN 978-4-86621-027-8
内容紹介

社長は社長をやっているか?

社長はカッコつけるな。「人間」を知り尽くせ。心意気をもて。戦後の焼け野原から、バブル崩壊、デフレ、東日本大震災、数々の危機を潜り抜けた「名物社長」の教えで目が覚める本。

稀代の名物社長、待望の著者デビュー! 「脱臭炭」「米唐番」などシェアトップ商品を続々開発! ユニークなCMの力もあり「消臭力」を120億円ブランドに! 商品ヒットと劇的リストラで株価360円→2380円にV字回復! P&G、ジョンソンなどグローバル企業を相手にイノベーションを武器に戦う! 恐るべき実績に裏付けられた究極のリーダー論。
「社長は社長をやれ!」「理論家で成功したヤツはいない。ドシッとした腹をつくれ!」「社員に慕われるより怖れられろ。ただし、憎まれるな!」「反省はするな。悩むよりホラを吹け。ホラからイノベーションは生まれる!」など。

目次

はじめに 
第1章 社長は社長をやれ。
第2章 社長はカッコつけるな。
第3章 社長は「人間」を知り尽くせ。
第4章 社長は心意気をもて。

著者紹介

鈴木 喬(すずき たかし)

エステー株式会社取締役会議長兼代表執行役会長

エステー株式会社取締役会議長兼代表執行役会長。
1935年(昭和10年)、今でいう日用品のディスカウンターをしていた鈴木千蔵の四男として東京で生まれる。戦争にかり出された兄たちにかわり、小学生のころから家業を手伝う。東京大空襲で店を焼かれ、焼け野原のなか父のゼロからの再出発を支えた。 東京都立新宿高等学校を経て、59年一橋大学商学部を卒業。すでに、父と兄がエステー化学工業㈱(現エステー)を設立していたが、「もっと広い世界で活躍したい」と日本生命に入社。40代で法人営業部門を立ち上げ、年間契約高1兆円以上のトップセールスマンとして活躍した。
85年にエステーに出向。企画部長や営業本部首都圏営業統括部長などを経て、経営が苦境に陥った98年に社長就任。バブル期に膨らんだ「負の遺産」を大リストラするとともに、新商品開発を年間1点に限定。失敗の許されない状況で、全社の反対を押し切って発売した「消臭ポット」を大ヒットさせる。その後、チーフ・イノベーターとして「消臭力」「脱臭炭」「米唐番」などヒットを連発。社員数500人の「世界のニッチトップ企業」として、巨大グローバルカンパニーと戦う企業へと成長させた。 2005年3月期には創業以来最高の純利益18億円を達成、売上高も社長就任時から20%増やした。07年に社長を退任し会長に就任するも、リーマン・ショック後の危機を打開するため09年に社長に復帰。現在は代表執行役会長を務める。徹底したお客様志向の商品開発、ユニークなCMなど、イノベーティブな企業経営が注目を集めている。
週末に軽井沢にある別荘の近くでスポーツバイクに乗って汗を流すのが息抜き。座右の銘は「運と勘と度胸」。座右の書はマキャベリの『君主論』。