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楽しく読みとく「鳥獣戯画」 ②伝統的な遊びと行事、祭り

楽しく読みとく「鳥獣戯画」 ②伝統的な遊びと行事、祭り 楽しく読みとく「鳥獣戯画」 ②伝統的な遊びと行事、祭り
発行年月 2021年12月刊行
価格 定価 3,850円(税込)
判型 A4正寸横
装丁 上製
ページ数 48ページ
ISBN 978-4-86621-362-0
内容紹介

世界に誇る日本文化のひとつ、漫画・アニメーション。その祖ともいわれる「鳥獣戯画」だが、特に、擬人化された愉快な動物キャラクターたちが登場する有名な甲巻は、数年前から国語教科書に「鳥獣戯画を読み解く」という教材として紹介され、今や大人から子どもまで、その名を知らない人はいないほど人気の作品となりました。東京国立博物館で甲乙丙丁の4巻すべてが紹介されることとなったのをきっかけに、これまでの甲巻だけではなく、4巻を通して鳥獣戯画の部分だけでなく、人物戯画の部分も紹介し、作品全体を通して読み解いていきます。本書の特徴として、シリーズ3冊の巻頭とおして甲巻すべての場面を掲載しています。また、教材の補足にできるように「やってみよう」「チャレンジ」「日本文化について知らべてみよう」など自分で調べてまとめる方法などを紹介しています。

目次

はじめに 2

絵巻ってどんなもの? 3

この本の使い方 6

『鳥獣戯画』って、どんな絵巻? 8

 

甲巻の遊びと行事、祭り

 

賭弓 10

祭りの行列 12

相撲 13

<やってみよう>平安時代の遊びを見てみよう 14

 

乙巻の遊びと行事、祭り

 

牛合わせ 16

<やってみよう>動物が主役の伝統行事を見てみよう 20

 

丙巻の遊びと行事、祭り

 

【人物戯画】

囲碁・盤すごろく・将棋 18

耳引き・首引きなど 19

鶏合わせ・犬合わせ 20

【動物戯画】

競馬 21

祭りの行列・蹴鞠 22

験競べ 23

<やってみよう>平安時代の貴族の遊び 蹴鞠を楽しもう 24

 

丁巻の遊びと行事、祭り

 

曲芸・田楽 26

験競べ・法会 27

流鏑馬 28

毬打・印地打 29

木遣り 30

<やってみよう>平安時代のお正月の遊び 毬打を楽しもう 31

 

チャレンジ!①遊びの楽しさを絵で伝えよう 32

チャレンジ!②行事や祭りを絵にしてみよう 34

日本文化について調べよう[祭り] 36

さくいん 38

著者紹介

三戸 信惠(みと のぶえ)

山種美術館特任研究員
1967年広島県生まれ。東京大学大学院博士課程満期退学。サントリー美術館に勤務し、「鳥獣戯画がやってきた」展などを企画・担当。2010年より現職に就き、日本画を中心とした展覧会の企画に携わる。専門は日本絵画史。著書に『かわいい琳派』(東京美術)、『色から読み解く日本画』(エクスナレッジ)など。