書籍詳細 書籍詳細
  • ホーム
  • ビジネス
  • おひとりさまの「法律」と「お金」

おひとりさまの「法律」と「お金」

おひとりさまの「法律」と「お金」 おひとりさまの「法律」と「お金」
発行年月 2013年12月刊行
価格 定価 1,540円(税込)
判型 四六判
装丁 並製
ページ数 240ページ
ISBN 978-4-87290-644-8
内容紹介

法律と制度、お金の知識を強い味方にすれば、たったひとりでも老後は安心!

目次

おひとりさまの「法律」と「お金」 CONTENTS 

はじめに

第 1 章  葬儀と相続には、ドラマがいっぱい

ある日、突然「おひとりさま」に 
   お葬式はジェットコースターのように
   知っていると知らないでは大違い
死は突然やってくる
   葬儀はノンストップの3日戦争
   葬祭業者のカモにならない
   葬儀は決してあせらずに
   葬式に値段はない
   気をつけよう、葬式費用の捻出先
   この手続きだけはすぐにやる
相続とどう闘うか
   誰が相続人になるのか、その取り分は?
   子どもには、なぜかランクがある
   事実婚に相続権はない
   「笑う相続人」に横取りされることも
   遺産はどう分割されるか
   介護も相続分の評価になる
   どんなに介護しても嫁は財産をもらえない
   すでにもらっている金品はどうなるのか
   とんでもない相続人を廃除するには
   相続放棄をするときは?
   もらう人のいない遺産は国のものに
   弁護士に払う費用は?
   同居と二世帯住宅はトラブルの元
   2015年から相続税が一般家庭にも
   払えなければ、延納、物納という手もある
   夫や親が元気なうちに聞いておくこと


第 2 章  離婚したいと思ったら

   離婚でおひとりさまになったとき 
別れるためのプロセス
   離婚前にはお金の準備も必要
   スタートは協議離婚
   それでもダメなら調停離婚
   裁判は最後の砦
   弁護士と上手につきあおう
離婚した夫婦は財産をどう分ける?
   夫婦の財産は原則平等
   住宅ローンの残っている家はやっかい
   夫の退職金はもらえるのか
   慰謝料はどれだけもらえるか
   年金も山分けする「年金分割制度」
   死別のほうが、もらえる年金は多い
離婚後の生活はどうなるのか
   住む場所はどうする?
   家やマンションをもらったときには
   生活費の確保をどうするか
   「資格」を取る、という方法もある
   まずは虎の子を貯めておく
   あなたがDVの被害者だったら


第 3 章  お金は大事、損しない

   おひとりさま女性に必要なお金
女性に必要な仕事とお金の知識
   仕事のトラブルの駆け込み窓口
   失業したら雇用保険の手続きを
   職業訓練で再出発
おひとりさまの住宅トラブル
   突然、「出ていってほしい」と言われたら
   敷金トラブルの強い味方
生命保険や年金保険をどう考える?
   生命保険の3つの基本形
   生命保険は組み合わせでできている
   医療保険は必要か
   民間介護保険や年金保険は?
おひとりさまの老後は危険がいっぱい
   こんな場合には契約を無効にできる
   クーリング・オフという味方
   サラ金より怖いクレジットカード
   もしかして、あなたも買い物依存症?
   「整理屋」の仕組みに気をつけよう
   多額の借金を背負ってしまったとき
   自己破産という手もある


第 4 章  おひとりさまが病気になったら

おひとりさまの医師選び  
   まずは、いいかかりつけ医を持つ
   検査や手術が必要なときの病院選び
   病院でのサバイバル術
   「医師に都合のいい患者」にならない
   入院の保証人は必要か
   どうする? 手術の承諾書
いのちの活かし方・守り方
   自分らしい最期のためには、医療の事前指示を
   臓器提供は社会のお役立ち
   医療被害にあったときは
   まずは被害者にならないように
   疑問を持ったらカルテ開示を
   病気になったらしてほしいこと


第 5 章  おひとりさまの終わり方

おひとりさまがボケたとき
   ボケたら誰に介護してほしい?
   自宅介護4つの決め手
   介護のはじまりは 「要介護認定」の申請から
   ケアマネジャーの質が介護を左右する
   日本の介護の未来
   認知症の味方、成年後見制度
   親しい友人に後見を頼まれたら
   よろず処理係、アサコさんの失敗
   任意後見契約は3点セットで
   地域福祉権利擁護事業を利用する
高齢者ホームについて知っておく
   在宅生活に戻るための「老健」
   高齢者ホームもいろいろ
   費用も内容もピンキリの有料老人ホーム
   有料老人ホーム見学のポイント
   契約はすぐにしない
   急増する「サ高住」の実態は?
遺言だけは忘れずに
   遺品がゴミにならないために
   遺言書がないと残された人たちが困る
   簡単だが、作成方法が厳格な自筆遺言
    もっとも確実な公正証書遺言
   エンディング・ノートのすすめ
お葬式もいろいろ
   死後のしまつも考えておく

あとがき

著者紹介

中澤 まゆみ(なかざわ まゆみ)

ノンフィクションライター

ノンフィクション・ライター
1949年長野県生まれ。
雑誌編集者を経てフリーランスに。女性・移民・マイノリティをテーマに、インタビュー記事、ルポルタージュなどを書くかたわら、アジア、アフリカ、アメリカに取材。介護をきっかけに、医療と介護、福祉分野への関心を深めた。
著書に『ユリ―日系二世NYハーレムに生きる』(文藝春秋)、『おひとりさまの「法律」』、『男おひとりさま術』(いずれも法研)、『おひとりさまの終活』(三省堂)、『おひとりさまでも最期まで在宅』(築地書館)など多数。
在住の世田谷区では、在宅ケアを考える区民の会に参加し、「区民目線」でシンポジウムや講座を開催。明治大学リバティアカデミー(生涯大学講座)講師。
2013年度から東京都認知症対策推進会議委員。

小西 輝子(こにし てるこ)

弁護士

弁護士
東京都生まれ。
中央大学法学部法律学科卒業後、1971年に弁護士登録。
東京家庭裁判所調停委員、2007年まで人権擁護委員。
東京都内に、小西輝子法律事務所を開設。民事(不動産・相続・身分関係・損害賠償)、商事事件を中心に弁護士活動を行う。