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『わたしのそばできいていて 』重版のお知らせ

2026.04.09 重版情報

『わたしのそばできいていて 』
リサ・パップ 著
菊田まりこ 翻訳

マデリーン・フィンは、字を読むことが大の苦手。
だから、学校の国語の時間に、音読をあてられても、うまく読めません。
つかえるたび、まちがえるたびに、クラスのみんながくすくす笑う声がきこえてきて、逃げ出したくなるのです。
「よくできました」の星のシールをもらえないのは、マデリーンだけ。

そんなとき、図書館で1ぴきの大きな白い犬と出会います。
犬はマデリーンがどんなにつかえても、まちがえても、笑うこともせかすこともしないで、じっとマデリーンが本を読むのをきいてくれます。

こんなに下手なのに、それでもそんなふうに私の言葉を待ってくれるの? 
マデリーンも少しずつ、本を読むことが楽しくなり、人前で音読するのもこわくなくなっていって――。

そばにいて、せかすことも、しかることも、注意することもなく、ただじっと待ってくれている犬の存在が、「自分はダメ」とかたくなに思いこんでいる少女の心をとかしてくようすが、私たちにいろいろなことを教えてくれる絵本です。