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魂の殺人 清泉女子大学セクハラ事件

魂の殺人 清泉女子大学セクハラ事件 魂の殺人 清泉女子大学セクハラ事件

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発行年月 2001年2月刊行
価格 定価 1,870円(税込)
判型 四六判
装丁 上製
ページ数 253ページ
ISBN 978-4-87290-090-3
目次

はじめてに

第1章 どこにでもありそうなことだったのに
・「王朝の雅」――美的感性のふれあい
・「吐くほどつらかった…」――清泉女子大学セクハラ事件発覚
・「なかったことにしなさい」――大学の口封じ
・「なかったことにはできない」――セクハラ被害申し立てにふみきった学生たち

第2章 心の傷にとどめを刺された
・「セクハラなんかなかったのよ」――セクハラ否定
・報復攻撃――大学ぐるみの二次セクハラ
・「かさぶたをメリメリとはがされる思い」
・学生たちの二度目の申し立て
・究極のハラスメント――「魂の殺人」
・あばかれる大学の虚偽と欺瞞
・新しい学生運動――ネットワークが立ち上がる

第3章 社会問題として提起され始めた清泉事件
・「こんな母校じゃないよ」
・いっせいに動き題したジャーナリズム
・「学生たちの心の叫びを聞いて下さい」

第4章 「ペンは剣よりも強し」
・同窓会も動き出した
・ネットワーク本格活動開始
・無為無策の大学

第5章 裁判への決断
・文部省への相談
・学生ネットワーク、文部省に要望――「私たちの思いの結晶です」
・生命の脅迫――裁判へ

第6章 新しい命の息吹
・二つの法的訴え
・大学でのアカハラと現行法律のギャップ
・私の主張「大学としての真を問う」
・文学者として人権を主張する
・人間の絆――魂のふれあい

感謝にかえて

著者紹介

秦 澄美枝(はた すみえ)

聖心女子大学街学院、早稲田大学大学院で日本文学を研究。専門は中古・中世の和歌・歌。
1989年より城西大学などで講師をつとめる。
1992年11月ライフ・クリエイティング・スクール澄美枝・アカデミー創立。
1993年より6年間、清泉女子大学で日本文学を教える。
現在、『和歌戀華抄』、共著『集英社版大蔵時記』、『角川歌枕歌ことば辞典』など。ほか、研究論文多数。