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そうか、君は課長になったのか。

そうか、君は課長になったのか。 そうか、君は課長になったのか。
発行年月 2010年3月刊行
価格 定価 1,540円(税込)
判型 四六判
装丁 並製
ページ数 192ページ
ISBN 978-4-87290-449-9
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※電子書店はKindleでご購入いただけます。

内容紹介

いま注目の社長が職場のリーダーに贈る37通の手紙
課長時代に、病に倒れた妻と自閉症の長男を守りながら、部下をまとめ上げ、数々の事業を成功させた「上司力」の真髄!

目次

【目次】

第1章 まずはじめに、「志」をもちなさい
1 部下との「絆」は一生の宝もの――課長ほどおもしろいポジションはない
2 君に読んでほしい本――『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』
3 高い「志」が人を動かす――スキルだけでj課長は務まらない
4 人を幸せにするのが、自分の幸せ――ノブリス・オブリージュであれ
5 プレーイング・マネジャーにはなるな――課長は新しい世界の仕事

第2章 課長になって2か月でやるべきこと
6 最初に君の信念を示す――本気で考え、本気で伝える
7 「時間厳守」を叩き込む――時間にルーズな課は成果を出せない
8 すべての部下と面談する――前任課長の仕事を評価する
9 「在任中に何を成すか」を決める――デッドラインで自分を追い込め
10 細かいことは部下に教われ――課長は大きな流れを決める
11 大目標をブレークダウンをする――そして、課の業務を組み直せ
12 部下の仕事に手をつっこむ――君は仕事の発注者だ

第3章 部下を動かす
13 君は、部下の人生にコミットする――手塩にかけて育てなさい
14 部下は与えられたもの――全員の戦力を最大に高めよ
15 部下の自己表現を応援しなさい――人はパンのみに生きるにあらず
16 はっきりと言葉にする――「あうんの呼吸」が仕事をダメにする
17 家庭の事情もオープンにする――自分の周りに垣根をつくらない
18 褒めるが8割、叱るが2割――大事なのは「本気」であること
19 「人事評価」で自分を押し殺す――己の価値観から離れてみる
20 部下の仕事を認めてあげなさい――対話がモチベーションを上げる
21 やる気の落ちている部下がいたら――焦らずじっくり話を聞きなさい
22 異端児こそ大事にせよ――ダイバーシティ・マネジメントのすすめ
23 信頼する部下が「退職」を願い出たら――君の思いを真剣に伝えなさい
24 課長だからといって恰好つけるな――「一個の人間」を部下もわかっている
25 「部下を守る」を勘違いしない――“温情”が部下を殺すこともある

第4章 社内政治に勝つ
26 上司を味方につける――対応を間違えば最大の障壁になる
27 「2段上の上司」を攻略せよ――強力な援軍になってくれる
28 目に見えないヒエラルキーを利用せよ――本当の実力者を見極める
29 部下の昇格に全力を注げ――「社内政治」の腕の見せどころ
30 上司の人間性に問題があったら――根本的に直ることはないと思え
31 口は災いのもと――悪口は本人の前で言う

第5章 自分を成長させる
32 大局観を養いなさい――常に上位者の視点で考える
33 会社の常識に染まらない――定時で帰って社外の人と付き合う
34 自分の頭で考える人間になる――批判精神なき読書は有害
35 不本意な部署で課長になったら――器を大きくするチャンスと思え
36 課長に向いていないと思ったら――君らしくあれ
37 家族はかけがえのないもの――「絆」の強さは過ごした時間に比例しない

著者紹介

佐々木 常夫(ささき つねお)

㈱東レ経営研究所特別顧問

1944年秋田市生まれ。
6歳で父を亡くし、4人兄弟の次男として母の手ひとつで育つ。
1969年東京大学経済学部卒業、同年東レ入社。自閉症の長男に続き、年子の次男、長女が誕生。妻は、肝臓病がもとで入退院を繰り返すうち、うつ病を併発し、何度か自殺未遂をする。43回もの入院をした妻は、その後、快癒に向かい、強い絆に結ばれた家族と幸せな生活を送っている。
すべての育児・家事・看病をこなさなくてはならない過酷な日々の中でも、仕事への情熱は衰えず、大阪・東京と6度の転勤、破たん会社やさまざまな事業改革に全力で取り組み、2001年、東レ同期トップ(事務系)で取締役となり、2003年より東レ経営研究所社長(現・特別顧問)。
内閣府の男女共同参画会議議員、大阪大学客員教授などの公職も歴任。「ワーク・ライフ・バランス」のシンボル的存在である。
著書に、『部下を定時に帰す仕事術』『そうか、君は課長になったのか。』『働く君に贈る25の言葉』『これからのリーダーに贈る17の言葉』(すべて小社刊)など。