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低温関係

低温関係 低温関係

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発行年月 1998年12月刊行
価格 定価 本体 1,400+税
判型 四六判
装丁 並製
ページ数 223ページ
ISBN 978-4-87290-044-6
目次

プロローグ

第1章 低温関係になってしまうのはなぜ?

“適度なつきあい”を好むのが低温関係
・恋愛だけで生きているわけじゃない
・思い込みのない恋愛関係

やっぱり熱のない男はつまらない
・エネルギーのない男たち

低温族は格好マン
・他人に見せたくない格好悪い自分
・身につけている傷つかないコツ

女性の社会進出で変化したこと
・女たちのせつない計算

感情をコントロールしながら楽しく生きる女性
・好きな人と好きなようにつきあえる時代
・夫婦は低温で結びついているのが自然!?

文明の力は人を低温化させる
・携帯電話の罪
・寂しいパソコン友達

生き方の自由、結婚の自由
・自由には個人の責任がつきまとう
・気持ち、考え方のバランスを崩している現代人

ホットとクールは素直に表したい
・ホット型クール型の違い
・ラクな恋愛は、いつまでたっても恋愛初心者

第2章 低温関係を求めるさみしい男と女たち

恋愛での欲求不満には限界がある
・これが私のプライド
・愛するときは精一杯愛したい
・傷つくくらいなら今のままでいい……

低温の男性たちの言い分
・常に身軽でいたい男性本能
・彼女と結婚した理由
・“低温”男性たちの特徴

「低温男」のセックス観
・セックスへのプレッシャー
・男が男を棄てたくなるとき

友達以上、恋人未満
・曖昧な関係がいちばんラク
・低温関係は知的な関係?
・低温の人たちの共通項

日常にも潜む低温の波
・誤った平等主義と個人主義
・悪しき個人主義は単なる自分勝手にすぎない

結婚生活における温度差の悲哀
・完璧主義と夫の本音
・夫の心、妻知らず
・本音を見せられない夫
・家庭に情熱をもてない妻とその夫
・危機感もエネルギーもない夫
・互いの家族と接触しないことが夫の流儀
・温度差の激しい夫婦の行末……

仲良し家族の奥に潜む冷たい空気
・大人になって始まった反抗期
・娘を愛せない……
・“いい子歴”30年の葛藤
・相手の中の自分と戦っている母と娘
・理想の家族などどこにもいない

娘と父親の関係は恋愛に影響する
・私と父との関係
・私の心に巣くった男性コンプレックス
・娘と父親との関係は、ほどほどの温度がいい

ドライがいい? 上司と部下
・部下の扱いがわからない上司の言い分
・社内の人間関係に興味がない部下
・“傷つくこと”から逃げることはできない

第3章 プラス思考の低温関係

低温になった方がいい場合もある
・夫の仕事の失敗で生じた“共依存”
・事はますますひどくなる一方……
・彼をかばうこと=自身の存在価値を確認
・間違った愛し方でわかったこと

あっさりした関係が好き
・あっさりした関係ってナニ?

自立した大人のカップル
・相手は自分と違う……がスタート地点
・ふだんは熱く、いざとなったら低温がベスト
・人が人を愛せる力とは

静かな情熱
・長いつきあいは、静かにひそやかに続く情熱で

大人同士だからこそ解放されたセックスを
・たかがセックス、されどセックス

思いやりのある友達関係のコツ
・友達を作る三原則

友達には押しつけも必要?
・新しい世界を知るチャンス

過干渉でも放任でもない親子関係
・親のいちばん大切な役割
・熱く教え、低温で見守る

第4章 疑似低温関係は続かない

かっこいい生き方を気取る男と女
・イメージを壊せないまま生きてきた女性の戸惑い

自分に嘘をついてない?
・“自分探し”を求める女たち
・自分のことだけを考えているうちは、自分のことはわからない

人はいろいろな仮面を被る
・多面的な人間ほど魅力がある

男運が悪いのはなぜ?
・不倫の恋は“ごまかし”が存在しているからラク?
・居心地のいい恋に、大きな喜びはない

ナルシストの孤独
・「自分を大事に、前向きに」の落とし穴
・テクニックに酔っているナルシスト男のセックス
・刺激だけを求める孤独な男

孤独を覆い隠す男たち
・孤独でないと言い張る男の孤独

爆発によって関係が変わった
・恋の魔力に底無しだった日々
・熱い女と低温男の幸せな結末

無感動が無感情になっていく
・感情を封じ込めると歪みが出てくる

第5章 やっぱり熱い関係がベスト

欧米恋愛事情
・“馴れ合いで適当に”ができない国民
・相手をわかろうとする気持ちが、熱い恋愛を生む

熱さの加減こそが大事
・性を意識しあえる関係を大切にしたい
・環境を変えて新鮮気分を楽しむ夫婦
・恋愛に大切なのは想像力

愛だけで結びつくことのむずかしさ
・適温を保ってきた学者と女優のカップル

恋愛に依存する女たち
・人を好きになることを恐れない女性
・高温で愛していく術を身につけて
・思い切り自分らしい恋を……

あとがき

著者紹介

亀山 早苗(かめやま さなえ)

1960年東京生まれ。
明治大学文学部卒。フリーライター。
女性誌等で活躍中。女性の生き方を中心に、恋愛、結婚、性の問題に取り組み、かつ社会状況を的確に分析する筆力に定評がある。
著書に『オンナを降りない女たちオトコを降りる男たち』(新潮社刊)『ドラマノベライズ幸せの時間〈上下〉』(双葉社)