 
			 
		 
	 
 
									 
									| ● 発行年月 | 2019年7月刊行 | 
| ● 価格 | 定価 1,485円(税込) | 
| ● 判型 | 四六判 | 
| ● 装丁 | 並製 | 
| ● ページ数 | 160ページ | 
| ● ISBN | 978-4-86621-225-8 | 
「こんなにやってやったのにお礼のひとつもないなんて」「こんなに頑張っているのになんでもっと評価してくれないの」「これくらいのこと、やってくれてもいいのに」…
私たち人間は一人では生きることはできません。お互い助け合い、支え合いながら生きています。だからこそ、自分ができないことは誰かに助けてもらう、逆に誰かが困っているときは手を差し伸べる……こうした相互扶助で世の中は成り立っています。しかし、誰かに何かをやってあげることが、いつの間にか見返りあることが前提となっていないでしょうか。自分が懸命にやったことに、きちんと認めてほしいという承認欲求が出ていないでしょうか。
 実は「見返りや承認が得られずモヤモヤすること」=「人に期待しすぎること」があなたを苦しめています。アドラーは言います。それで神経をすり減らすぐらいなら最初から人に期待し過ぎるのはやめにしたほうがいい。過度な期待をするから裏切られた気持ちになるが、最初から過度な期待などせず、相手の反応をそのまま受け止めるようにすれば今よりも自分らしく生きることができる。自分が選んだ未来に向かって課題に対処し、向上していくことができる、と。そんなアドラー流の考え方を、気軽にどこからでも読めるようにまとめました。
 学校や家庭、仕事、あるいはネット社会の中で「いやだなあ」「つらいなあ」と思うことがある人は是非、本書を手に取りパラパラと目を通してほしい。そこにずばりの答えはなくとも、「あっ、そうか、こう思えばいいんだ」という答えに出会えるかもしれない。人生はそれだけで驚くほど楽になります!