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子どもの知能と身体を発達させる噛む力

電子版あり
子どもの知能と身体を発達させる噛む力 子どもの知能と身体を発達させる噛む力
発行年月 2019年3月刊行
価格 定価 1,650円(税込)
判型 四六判
装丁 並製
ページ数 192ページ
ISBN 978-4-86621-178-7
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内容紹介

歯並びが悪い、舌や唇がうまく動かない! 人の健康は咀嚼力に左右され、長生きする人ほど咀嚼力が衰えています! 大人が子どもに教えてあげる一番たいせつなことは咀嚼力! 子ども時代に口の健康づくり=「健口」を意識させ、口のフレイル(虚弱)を予防、そして知能、運動能力を高い子どもに導いてあげましょう!

口元が閉まらない「お口ぽかん」、ローソクの日を吹き消せない、ストローをうまく吸えない子どもたちは、風邪をひきやすい、アレルギーになりやすい、やる気がない、疲れやすい! お口から始まる健康づくりは、すべての子どもに必要な大切な子育てメソッドです!
子どもの成長に少しでも役立てたいと願う人に向けて、「噛む」力の大切さを伝える本。著者は、子どもの歯と健康問題に長年取り組んできた歯科医師による、知能や運動能力が高まり、顔つきや姿勢もよくなる噛む力の必要性と噛む力をつける方法がわかる

【担当編集者からのコメント】
乳幼児期・小児期の噛み合わせが人生を決める! 12歳までの口の状態は、人格形成や知能・運動能力とも密接に関係しています。子どもの頃の咀嚼能力と学習能力の関係を調べた研究や実験によると、きちんと噛んで食事を摂っている子どもは、身体能力や学力などが向上するという報告が、多く出されています。なぜ、咀嚼力がたいせつなのか、どうしたら鍛えることができるのか、ベテラン医師が教えます。

目次

・乳幼児期・小児期の噛み合わせが人生を決める
・噛む機能が低下した子どもたち
・学習能力、運動能力を高める「噛む」ちから
・よく噛めば知能が上がり、成績もよくなる
・ガムを噛む効用
・口呼吸を鼻呼吸にするために「あいうべ体操」
・子ども時代の食事や食べ方が大切
・家庭での食事で子どもを伸ばす
など

著者紹介

増田 純一(ますだ じゅんいち)

1942年生まれ。小児歯科専門医。
佐賀県の小児矯正歯科医院院長。長年、子どもたちの歯と健康に取り組んできた。豊富な症例記録から噛む力を育めば子どもの知能や運動能力が高まり、顔つきや姿勢もよくなることを確信し、噛む力を高める治療に取り組んでいる。専門書の執筆が多かったが今回が一般に向けた初の書。