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坂本龍馬 最後の一カ月

坂本龍馬 最後の一カ月 坂本龍馬 最後の一カ月
発行年月 2017年7月刊行
価格 定価 935円(税込)
判型 A5判
装丁 並製
ページ数 88ページ
ISBN 978-4-86621-074-2
内容紹介

もっとも名高い偉人、坂本龍馬。
2017年は没後150年にあたる。

郷里高知県では、これまで門外不出としていた龍馬の手紙などを他県でも公開し、新しい発見も出始めている。
そういった機運の中、本書では、近代日本の礎ともいうべき龍馬が、近江屋にて襲撃され、死亡するまでの生前1カ月の激動の日々を追う内容である。

龍馬暗殺当日のことは、これまでテレビなどで特集はよくされているが、そこにいたるまでの1カ月をフォーカスしてカウントダウン形式で詳細に追ったものは数少ない。
薩長同盟に功績があった龍馬ではなく、なにかと謎に包まれている暗殺までの1カ月に、いったい何があったのだろうか? 

新資料や緻密な取材、そして豊富な写真を織り交ぜ、そのミステリーに迫った知的好奇心をくすぐる一冊!

目次

[巻頭インタビュー]坂本龍馬とは何者だったのか~河合敦(早稲田大学卒の歴史研究家。多摩大卒。「世界一受けたい授業」等で有名)
[巻頭ルポ]近江屋事件、龍馬落命までの足跡を辿る
[第一章] 大政奉還と徳川幕府、そのとき龍馬は何を思ったか(10/14~10/31までを時系列)
[第二章]新たな国を夢見て~新政府綱領八策(11/1~11/15までを時系列)
[第三章]坂本龍馬と幕末の志士たち(松平容保/新選組/後藤象二郎/西郷隆盛ほか)
[第四章]龍馬暗殺のなぞを探る

著者紹介

オフィスサンガ (おふぃすさんが )

河合 敦(かわい あつし)

歴史家。1965年東京都町田市生まれ。
東京都立成瀬高校卒業。青山学院大学卒業(文学部史学科)。早稲田大学大学院修士課程修了。早稲田大学大学院博士課程満期退学。
東京都入都。町田養護学校(現都立町田の丘学園)、小岩高校定時制課程、紅葉川高校、白鴎高校で勤務。
2013年東京都退職。私立文教大学附属中学高等学校で勤務。2016年文教大学附属中学高等学校退職。現在、多摩大学客員教授。早稲田大学非常勤講師。
高校教師の経験を生かし、講演会、執筆活動、テレビで日本史を解説している。著書に『日本史は逆から学べ』(光文社)『もうすぐ変わる日本史の教科書』(河出書房新社)『「お寺」で読み解く日本史の謎』(PHP研究所)『窮鼠の一矢』(新泉社】など多数。