“犬や猫の殺処分ゼロ”の社会をつくろう!“捨てられた犬や猫の殺処分をゼロにする”全国書店キャンペーン

WAVE出版

私たちWAVE出版は、書籍の出版を通して犬や猫の殺処分ゼロを目指します。

人間に捨てられた、何の罪もない犬と猫たちが「殺処分」という制度の下、全国各地の動物愛護センターの片隅で、年間16万頭以上も人知れず命を奪われ、ゴミとして廃棄されています。

これは、決して制度が悪いのではなく、自己の都合で犬や猫を捨てる人間がいることから生まれる惨事です。
「捨てないで! 殺さないで!」
最期を察知した犬猫たちは、檻の中で声なき声を上げながら、私たち人間に訴えかけます。

犬には犬の「生きる権利」があり、猫には猫の「生きる権利」があります。

その権利を奪う「殺処分」は、人間が生来もつ「かけがえのない生命を救い守る」という尊い精神を自ら捨てる、戦争に並ぶ愚挙であり、「動物を救うことは、人間本来の精神を救うことにつながる」と私は考えます。

小社は、2000年に『捨て犬を救う街』を刊行して以来、殺処分問題解決につながる書籍を10数点出版し続けてきました。
そして創立27周年の本年、本キャンペーンを機に、犬や猫の殺処分ゼロ実現のため、さらなる出版活動に邁進することをここに誓います。

WAVE出版 代表取締役社長 玉越直人

“捨てられた犬や猫の殺処分をゼロにする”全国書店キャンペーンとは

 日本における1年間の犬や猫の殺処分数は、1997年の65万頭をピークに減少傾向があります。しかし、いまだに年間16万頭もの罪も無い犬や猫たちが、人間の身勝手な都合で「殺処分」されているという現実があります。

 私たちWAVE出版は、1999年から「犬や猫の殺処分問題」に関わり、関連書の刊行を続けて来た出版社として、本の出版を通じ、「犬や猫の殺処分ゼロの社会を目指す」キャンペーンを行います。全国各地の書店からキャンペーンの賛同を募り、店頭でのフェアを行いながら、かけがえのない小さな命を、殺処分から守る活動を行います。

“捨てられた犬や猫の殺処分をゼロにするキャンペーン”の目的

犬や猫の殺処分ゼロ実現を訴えます。関連書籍を参画書店へ配本し、書籍販売を通じた問題提起を行います。このキャンペーン活動を広くメディアに広報することに努めます。

主催・賛同者

“捨てられた犬や猫の殺処分をゼロにする”全国書店キャンペーンは、下記の団体によって企画・実行します。

企画・実行 株式会社WAVE出版

賛同者 キャンペーンに個人として賛同し、協力して下さる方々(五十音順)

  • ペットを飼うということは、その命と最後まで向き合うということです。見放されることなく、尊い命が生涯を全うできますように。
    荒川静香さん(プロフィギュアスケーター)
  • ちいさな命は、祝福されて地上にやってきます。たくさんの喜びに出会う為に成長してゆきます。どの命も、同じです。
    菊田まりこさん(絵本作家)
  • 犬や猫がたまらなく好きです。彼らと共に生きる世界を作るために、殺処分という悲しい言葉がなくなるように、自分なり
    の一歩を踏み出したいです。 坂崎千春さん(絵本作家・イラストレーター)
  • 犬猫は私たちの子どもです 尊い命です。殺処分ゼロをみんなで目指しましょう。  佐々木常夫さん(作家)
  • 動物にも人と同じように感情があり、心があります。同じ大切な命です。命が守られる社会であって欲しい。 杉本彩さん(タレント)
  • 無償の愛をくれるわんちゃん達。人がいないと生きられないわんちゃん達に、あふれる愛で守ってあげましょう。
    デヴィ スカルノさん(タレント)
  • 犬や猫はある時は、人に甘え、又ジャレて人の心を和ませます。その命を奪う行為は絶対反対。みんなの家族にしてあげましょう。
    服部幸應さん(料理評論家)
  • 犬もネコも、人間が愛玩動物として飼って、共に1万年近い歴史があります。彼らが一番幸せかどうかは、100%人間に責任があります。
    殺処分をゼロにして、初めて日本は世界の先進国だと言えるでしょう。  湯川れい子さん(作詞家)

賛同書店

私たちは、社会への発信媒体である書店は地域の大切な情報インフラであると考えます。 速報性を求める雑誌や他のメディアと違い、本来長期間にわたる販売活動を伴う「書籍」を「社会の公器」である各地域書店で陳列・販売する ことで問題提起できないかと考えました。
「犬や猫の殺処分をゼロにする活動を」の呼び掛けにご理解を頂いた書店のリストです。

キャンペーン賛同書店はこちら

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現在、全国の家庭では、人間の子どもの数を上回る2061万5000頭(※1)の犬猫が飼育されていて、私たちは日々、彼らからの愛情や信頼を享受しながら暮らしています。 その一方で、迷い犬として捕獲されたり、「不用(不都合)になった」と捨てられた犬猫が行政施設に収容され、その大半である16万1847(※2)頭もの尊い命が、まるでゴミのように殺処分されている現実があります。

この過酷な日本の現状を変えていくためには、“捨てられる命を減らす”ことと、“捨てられた命を救う”こと……この両面からのアプローチが欠かせません。

家族の一員である犬猫たちの運命の明暗を分けるのは、私たち人間 一人一人の“意識”。彼らの命を守るために、まずは“知る”ことから始めてみませんか?

児玉小枝(写真家・フォトジャーナリスト)

(※1)一般社団法人ペットフード協会 2013年度調べ。ちなみに人間の子どもの数は1633万人です(総務省 2014年度調べ)
(※2)環境省 2012年度調べ

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